ちょーさんメモ出張版 気まぐれブログ

ちょーさん(@cho_san111000)のブログです。数学やその他のことを書きます。更新頻度はちょーさんの気分次第です。

第6回ReMakers合宿に参加しました

前回の数研合宿に引き続き立命館大学自然科学ゼミ団体ReMakers様主催の合宿に参加させていただきました。ので今回の投稿も合宿の感想です。

 

 

ReMakersとReMakers合宿について

最初に今回の合宿とこれを主催してくれたReMakersという団体について簡単に紹介しておきます。

自然科学ゼミ団体ReMakersは立命館大学の数学・物理・その他自然科学分野に興味のある学生たちによる自主ゼミ団体で、「学問の交差点」を目標に活動しています。

そんなReMakersの活動のひとつが年に2回行われるReMakers合宿になります。実はこの合宿には僕は初回から参加させてもらっていて毎回楽しませてもらっています。今回でこの合宿も6回目ということで感慨深いですね。

 

合宿の内容としては

1.リレーセミナー

2.特別講演

の2つの活動が主になります。1のリレーセミナーではいくつかの班に分かれて班ごとに決めた分野のセミナーをします。僕は今回は位相群班で参加させてもらいました。また2の特別講演では今回は4つの講演がありどれも面白かったです。僕も特別講演として位相幾何学の話をさせてもらいました。数研合宿でも話したアレですね。

以下、それぞれの感想を述べていきます。

 

リレーセミナー

前述のとおり位相群をやりました。色々あって(進捗はなくて)全然進めませんでしたが非常に面白かったです。セミナー中はずっと位相群つよいしか言ってなかったような気がします。位相群めちゃ楽しいということがわかりましたしおそらく今後自分の専門にも必要になるので位相群の勉強は続けていきたいです。あと位相群を少しかじったこのタイミングで前から勉強しようと思っていた一様空間についてもやっていこうかという気持ちになりました。このあたりはまとまった進捗が出たらまたまとめてこのブログにも上げようかと思います。

それと、初日にちょっとしたアクシデント(?)がありまして昼過ぎまでセミナーができなかったため他の班のセミナーの様子を見学したりもしました。今回のReMakers合宿では前回までなかった情報系と生物系の班があり、普段触れない分野なので新鮮でした。

 

特別講演

今回の特別講演は自分を含めて4つありました。統計データを次元圧縮する話や某ラノベで人気のレールガンを作る話や微分方程式を用いて体内時計などの生物の生活リズムを記述する話などどれも興味深い講演で面白かったです。そう思うと自分の講演ってフワッとしたことしか言ってないし全然大した話してないな…

ちなみに僕の講演の内容は数研合宿のときとほぼ同じで「位相幾何学のススメ」です。応用例の部分はまるっと差し替えて合宿参加者層に合わせて物理・情報・生物分野での応用を紹介しました。

また特別講演とは別に夜ゼミでの自由発表の時間もありこちらも面白かったです。僕は作用素環論と物理的解釈の話と楽譜の読み方の話を聞いたのですが、他にも量子カオスの話やブラックホールの話や座屈と呼ばれる現象の話など色々やっていたみたいです。聞けなかったやつも面白そうだ。

 

まとめ

位相群に触れられて、位相幾何学の布教もできて、他の色々な分野の話も聞けて非常に有意義で楽しい合宿でした。ReMakersもだんだん色んな分野の人が集まってきて「学問の交差点」っぽくなってきたなぁと思いました。できれば次回の合宿にも何らかの形で参加したいと思う次第です。ちなみにこのReMakers合宿の様子はTwitterハッシュタグ #RM_sum6th で実況されていたので気になった方は検索してみてください。

 

ReMakers関係者の皆様ありがとうございました。