ちょーさんメモ出張版 気まぐれブログ

ちょーさん(@cho_san111000)のブログです。数学やその他のことを書きます。更新頻度はちょーさんの気分次第です。

モナドを勉強した

圏論モナドについて勉強して勉強したことをノートにまとめました。範囲としてはモナドの定義から始めてBeckモナド性定理あたりまでまとめてあります。

モナドはずっとやるやる詐欺をしていたので今回ある程度まとまって勉強できてよかったです。

今回学んだ内容を踏まえて次はトポスの計算をSGLの4章とかを読みながらやっていきたいです。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の2期が放送される件

前回の更新に引き続き二次創作小説に再挑戦しました。

題材はタイトルの通りラブライブの虹ヶ咲学園で、テーマは鐘嵐珠です。

設定は基本スクスタに準拠してます。アニメしか見てない人も読めるようにはしたつもりですが、そもそも栞子ちゃんやミアちゃんやランジュをメインに登場させてる時点でやっぱり厳しいかもしれない。

虹ヶ咲のアニメは今度の4月から2期が放送される予定ですがアニメでの栞子ちゃん達はどうなるんでしょうね。楽しみです。

 

前回の小説はちょっと大変な精神状態で書いてたんでアレですが、それでもわりと書いていて楽しかったのでもう一つ書いてみることにしました。テーマとしてランジュを選んだのはアニメの2期までにこの子に対して自分なりに折り合いをつけたかったからです。色々あったキャラだからね… なんとか形にできてよかった。

書いてみた感想なんですが、やっぱりお話を作るのって難しいなというのが分かりました。前回はわりとスラスラ進んで書き上げられたんですが今回は結構時間がかかってしまった。

今後ももしかしたらなんか書くかもしれないのでよろしくお願いします。

 

あと次回のこのブログの更新はお待たせしました数学の話になる予定です。今月末か来月頭あたりにpdfを公開します。数学徒の方々は次回をお楽しみに。

ラブライブスーパースターの2期が発表された件

TVアニメ ラブライブ!スーパースター!!の2期が決定しました。それに伴い諸事情により記事を残しておきます。

作品

TVアニメ ラブライブ!スーパースター!!第1期を踏まえて二次創作小説を書きました。本来はもう公開するつもりはなかったのですがせっかくなのでここに埋葬しておきます。


蛇足

以下は蛇足です。読まなくていいです。

注意:以下は感情の制御を失って荒ぶったオタクの書き散らしです。また、ラブライブスーパースター1期の核心部分のネタバレを含んでいます。

まずこの小説を書くに至った経緯について。この小説はTVアニメ ラブライブ!スーパースター!!(以下スパスタ)の終盤の展開にて自分が消化しきれなかった唐可可の問題を解決するべく書きました。
第10話にて提示された可可の「結果を残せなければ帰国」という伏線。しかしこの伏線は最終第12話においても回収されず、かつLiella!は「ラブライブ全国大会出場ならず」という結果に終わりました。ラブライブで勝てなかった悔しさをバネにこれからの希望を見出す展開はよかったのですが可可が帰国してしまう展開だけはどうしても自分の中で消化しきれませんでした。可可は結ヶ丘でスクールアイドルを最初に始めた発起人であり、Liella!になくてはならない存在です。その可可がいなくなることがほぼ確実となったまま本編が終わってしまったことに大きな戸惑いを覚えました。普通に考えればこの伏線は2期できっちり回収されるのだろう、こういう終わり方を選んだということはすぐに2期の発表があるんだろうと思いながら、半ば縋るように1期12話リアタイを見守っていたものの本編後になっても2期の発表はありませんでした。NHKだからとかそういうので発表できないのかななどと考えてラブライブ公式のTwitterアカウントやホームページを確認しても2期の発表はない。長年ラブライブを追っている身としてこれは今はなくとも近々2期の発表があるだろうというのはわかるのですが、1週間後か1ヶ月後かもわからないその発表を待っている精神的余裕はありませんでした。万が一にも可可がかのんたちの前からいなくなる可能性を抱えたまま悠長に構えてはいられない。はやく可可が救われる確証がほしい。そうして切羽詰まった結果導き出した答えが「なら自分で書くしかない」というものでした。たとえ気休めであっても可可が救われてLiella!が不安を抱かずに5人でいられる未来を見たかった。だから自分のために自分で書こう。
とはいえ現実的に考えてこれはそのうち2期の発表がある。2期では確実に可可の問題を解決する話がくる。そのときにはもう自分の書いた可可たちの未来図は必要がなくなる。Liella!は既に1stライブツアーを10月末に控えており、少なくともその中では2期の発表があると考えられる。そこでこの小説は書き上げてからスパスタ2期の発表があるまでの間限定で公開しようと考えました。
さらに小説の公開は2021年10月24日(日)の19時丁度にするつもりで書き始めました。スパスタの13話にあたる日時です。自分の中でこの物語はスパスタ1期の後日談のようなもののつもりでした。そうして執筆を続けて、結末のプロットもできあがり完成が見えてきた2021年10月24日(日)の15時半頃。問題の知らせが届きます。
ラブライブスーパースターの2期制作決定がスパスタの振り返り上映会にて発表されました。
実は10月19日に配信されたキャストの生放送において「今週末の上映会で重要なお知らせがある」とほのめかされていたのでなんとなく感づいてはいました。それでも確実な情報を得るまでは可可のことでどうしても気が気でなくて執筆を続けていました。それが公開の直前で2期が発表されたのです。
公式の2期の知らせをみたときはとにかくほっとしました。これで唐可可は救われる。ラブライブならきっと救ってくれる。もうおびえなくていいんだと安心しました。それと同時にこの小説は公開される前に必要がなくなってしまいました。もともと2期の発表があるまでのツナギのつもりで作ったものなのでそれがお役御免になるのは素直に喜ばしいことでした。
それでも一応、自分の中で結末を用意していたことと自分の手で生み出したLiella!の5人の物語を最後まで見届けたいという気持ちから小説は完結させておくことにしました。自分の手で完結させ、自分の心の中にしまっておこうと。

それが今回なぜこのような形で公開しようという気になったかというと、理由はまあ色々ありますが一つは単純に自分の書いた作品を誰かに見てほしいという気持ちが自分の中にあったからです。Twitterにあんな風に書き込んでしまったのはどこかに興味を持ってくれる人がいないかなという気持ちがあったからなのでしょう。
もう一つのきっかけは、実際にとある友人が興味を持ってくれたことでした。「いやいや2期までまだ時間あるんだしそれ公開しろや何に甘っちょろいこと言ってんだコンチクショー」というリプライが飛んできました。話し合った結果彼にはDMで書き上げたものを送って読んでもらうことになりました。自分の書いたものを読んでもらって感想をもらうのは思っていたよりも素直に嬉しかったです。自作の数学のpdfを読んでもらうのと似ているのかも。
そんなわけで、2期が決定すれば公開するつもりはありませんでしたがこれも自分の黒歴史の一つとしてpublicな場に一つ残しておくことにしました。これでも頑張って書いたつもりなので読んでくれる人が少しでもいれば幸いです。

小説の内容についてはここでは語らないことにします。クリエイターとしての姿勢とかそういうのもないではないですが、それ以上にこれ以上黒歴史を掘り下げたくない。
少しだけ書き手としてのコメントを添えておくと、この物語にはスパスタ1期のすべてを詰め込んだつもりです。また自分なりの自己解釈、という名の捏造設定もあって作中はっきりとは描かなかった裏設定なども考えてあります。読んで妄想してみてください。妄想してるのは自分ですが。

最後に、スパスタ2期決定して本当に良かったです。ラブライブをみていてこんなに安堵した瞬間はありません。スパスタスタッフの方々、Liella!キャストの方々、本当にありがとうございます。

本記事をもってスパスタ1期の結末に荒ぶるのは終わりにします。というわけで今回のオタクの早口語りは以上です。本当の本当に終わり!とでも言って締めればいいんですかね。

第2回すうがく徒のつどいオンラインに参加した

第2回すうがく徒のつどいオンラインに参加しました。

今回はなんと2枠講演させてもらいました。

 

入門枠/一般枠について

今回のつどいでは講演枠が入門枠と一般枠という2つの枠が用意されていました。入門枠は学部低回生や非数学科の人などの初級者向け、一般枠は数学専門院生等の上級者向けです。入門枠・一般枠それぞれ1枠ずつの計2枠講演を担当させていただきました。

 

入門枠

「合同条件が合同条件であることの証明」というタイトルで講演させていただきました。中学数学の話なので中学生向けです(嘘)。


一般枠

一般枠では「ホモトピーとかホモロジーとか」という講演をしました。特異ホモロジーをざっと定義して基本的な性質を証明する話です。

これは以前にこのブログでも上げたHurewiczの定理pdfの内容と同じものになります。


つどい関係者や講演を聞きにきてくれた皆様、今回もありがとうございました。

 

ホモロジー群と基本群

久しぶりの更新です。今回は「弧状連結空間で基本群のアーベル化と1次ホモロジー群は同型」というHurewiczの定理の特別な場合にあたる定理の証明をまとめたので載せておきます。

前にこのブログでも載せたホモロジーpdfに書き足した形になってます。今後も思いつき次第書き足していくつもりです。

 

ちなみにより一般のHurewiczの定理はp>1として(p-1)連結な位相空間においてp次ホモトピー群とp次ホモロジー群の同型を主張します。これもそのうちちゃんと証明追いたい。

第1回すうがく徒のつどいオンラインで講演させていただきました

2021/3/20開催のすうがく徒のつどいオンラインで「有理ホモトピー論と有理ホモトピー型の計算」というタイトルで講演させてもらいました。

要望があったので本講演のスライドを公開しておきます。

修士の終わりに貴重な経験をさせてもらいました。

つどい運営の皆様、聴講してくれた皆様、ありがとうございました。

修論提出した話

ちょーさんです。タイトルの通り修論提出しました。

実は先日縁あって自分が修士の間にやっていたことを学部時代お世話になっていた先生方に講演という形でお話させてもらう機会をいただきました。

自分は修士位相幾何学の有理ホモトピー論というのを専門に研究をして修士論文もその結果を書いたのですが、この有理ホモトピー論に興味をもってもらったのでその概要と自分が修論でどんな結果を得たかを紹介させてもらいました。

自分が数学を教わった先生方と話せたことで自信にも繋がり,修士の最後にとても良い経験ができたと思います。

 今回話を聞いてくださった先生方には本当にお世話になったので自分のお話で少しでも何か返せていればいいなと、また同時に修士で自分がどれくらい成長できたのかというのを見せられたなら嬉しいです。

もちろん修士で面倒をみてもらった指導教員の先生にもとてもお世話になりましたし、その他にもとにかく多くの人にお世話になった学生時代でした。この場で述べても誰にも届かないかもしれませんが皆様本当にありがとうございました。

 

今回はいつもみたいにpdfはないんですが来月くらいに某所で今回の内容と近い講演をもしかしたらするので有理ホモトピー論についてはそのときに記事に載せることにします。

あと社会人になったらこのブログの運営についてもちょっと考え直すかもしれない…