ラブライブスーパースターの2期が発表された件
TVアニメ ラブライブ!スーパースター!!の2期が決定しました。それに伴い諸事情により記事を残しておきます。
作品
TVアニメ ラブライブ!スーパースター!!第1期を踏まえて二次創作小説を書きました。本来はもう公開するつもりはなかったのですがせっかくなのでここに埋葬しておきます。
蛇足
以下は蛇足です。読まなくていいです。
注意:以下は感情の制御を失って荒ぶったオタクの書き散らしです。また、ラブライブスーパースター1期の核心部分のネタバレを含んでいます。
まずこの小説を書くに至った経緯について。この小説はTVアニメ ラブライブ!スーパースター!!(以下スパスタ)の終盤の展開にて自分が消化しきれなかった唐可可の問題を解決するべく書きました。
第10話にて提示された可可の「結果を残せなければ帰国」という伏線。しかしこの伏線は最終第12話においても回収されず、かつLiella!は「ラブライブ全国大会出場ならず」という結果に終わりました。ラブライブで勝てなかった悔しさをバネにこれからの希望を見出す展開はよかったのですが可可が帰国してしまう展開だけはどうしても自分の中で消化しきれませんでした。可可は結ヶ丘でスクールアイドルを最初に始めた発起人であり、Liella!になくてはならない存在です。その可可がいなくなることがほぼ確実となったまま本編が終わってしまったことに大きな戸惑いを覚えました。普通に考えればこの伏線は2期できっちり回収されるのだろう、こういう終わり方を選んだということはすぐに2期の発表があるんだろうと思いながら、半ば縋るように1期12話リアタイを見守っていたものの本編後になっても2期の発表はありませんでした。NHKだからとかそういうので発表できないのかななどと考えてラブライブ公式のTwitterアカウントやホームページを確認しても2期の発表はない。長年ラブライブを追っている身としてこれは今はなくとも近々2期の発表があるだろうというのはわかるのですが、1週間後か1ヶ月後かもわからないその発表を待っている精神的余裕はありませんでした。万が一にも可可がかのんたちの前からいなくなる可能性を抱えたまま悠長に構えてはいられない。はやく可可が救われる確証がほしい。そうして切羽詰まった結果導き出した答えが「なら自分で書くしかない」というものでした。たとえ気休めであっても可可が救われてLiella!が不安を抱かずに5人でいられる未来を見たかった。だから自分のために自分で書こう。
とはいえ現実的に考えてこれはそのうち2期の発表がある。2期では確実に可可の問題を解決する話がくる。そのときにはもう自分の書いた可可たちの未来図は必要がなくなる。Liella!は既に1stライブツアーを10月末に控えており、少なくともその中では2期の発表があると考えられる。そこでこの小説は書き上げてからスパスタ2期の発表があるまでの間限定で公開しようと考えました。
さらに小説の公開は2021年10月24日(日)の19時丁度にするつもりで書き始めました。スパスタの13話にあたる日時です。自分の中でこの物語はスパスタ1期の後日談のようなもののつもりでした。そうして執筆を続けて、結末のプロットもできあがり完成が見えてきた2021年10月24日(日)の15時半頃。問題の知らせが届きます。
ラブライブスーパースターの2期制作決定がスパスタの振り返り上映会にて発表されました。
実は10月19日に配信されたキャストの生放送において「今週末の上映会で重要なお知らせがある」とほのめかされていたのでなんとなく感づいてはいました。それでも確実な情報を得るまでは可可のことでどうしても気が気でなくて執筆を続けていました。それが公開の直前で2期が発表されたのです。
公式の2期の知らせをみたときはとにかくほっとしました。これで唐可可は救われる。ラブライブならきっと救ってくれる。もうおびえなくていいんだと安心しました。それと同時にこの小説は公開される前に必要がなくなってしまいました。もともと2期の発表があるまでのツナギのつもりで作ったものなのでそれがお役御免になるのは素直に喜ばしいことでした。
それでも一応、自分の中で結末を用意していたことと自分の手で生み出したLiella!の5人の物語を最後まで見届けたいという気持ちから小説は完結させておくことにしました。自分の手で完結させ、自分の心の中にしまっておこうと。
それが今回なぜこのような形で公開しようという気になったかというと、理由はまあ色々ありますが一つは単純に自分の書いた作品を誰かに見てほしいという気持ちが自分の中にあったからです。Twitterにあんな風に書き込んでしまったのはどこかに興味を持ってくれる人がいないかなという気持ちがあったからなのでしょう。
もう一つのきっかけは、実際にとある友人が興味を持ってくれたことでした。「いやいや2期までまだ時間あるんだしそれ公開しろや何に甘っちょろいこと言ってんだコンチクショー」というリプライが飛んできました。話し合った結果彼にはDMで書き上げたものを送って読んでもらうことになりました。自分の書いたものを読んでもらって感想をもらうのは思っていたよりも素直に嬉しかったです。自作の数学のpdfを読んでもらうのと似ているのかも。
そんなわけで、2期が決定すれば公開するつもりはありませんでしたがこれも自分の黒歴史の一つとしてpublicな場に一つ残しておくことにしました。これでも頑張って書いたつもりなので読んでくれる人が少しでもいれば幸いです。
小説の内容についてはここでは語らないことにします。クリエイターとしての姿勢とかそういうのもないではないですが、それ以上にこれ以上黒歴史を掘り下げたくない。
少しだけ書き手としてのコメントを添えておくと、この物語にはスパスタ1期のすべてを詰め込んだつもりです。また自分なりの自己解釈、という名の捏造設定もあって作中はっきりとは描かなかった裏設定なども考えてあります。読んで妄想してみてください。妄想してるのは自分ですが。
最後に、スパスタ2期決定して本当に良かったです。ラブライブをみていてこんなに安堵した瞬間はありません。スパスタスタッフの方々、Liella!キャストの方々、本当にありがとうございます。
本記事をもってスパスタ1期の結末に荒ぶるのは終わりにします。というわけで今回のオタクの早口語りは以上です。本当の本当に終わり!とでも言って締めればいいんですかね。